*春を告げるうさぎ(イースター) [うさぎ雑文]

easter.jpgことしのイースターは4月24日だそうです。
キリスト教で最も古い祝日であるイースター
(復活祭)は、神が十字架で処刑されて3日
目に甦った喜びを祝うお祭りです。
その祝日は「春分の日の後の最初の満月の次
の日曜日」という決まりで、その年によって
日が変わります。クリスマスのように毎年同
じ日ではなく覚えにくいせいか、日本ではあ
まりなじみがないようですね。
イースター前夜には、“イースターバニー”が
子どもたちのもとに卵を届けてくれるといわ
れています。赤や青、紫、緑、金など、カラフルな色に染められ、ペイントが施された卵は、“イースターエッグ”と呼ばれます。卵は新しい生命や再生、復活の象徴です。

さて、この卵を運ぶ使者、なぜうさぎの役目になったのでしょう?
「イースター(Easter)」の語源は、北方神話の春の女神の名に由来するという説が有力なよう。
多産(豊穣)の象徴であるうさぎは、春の女神のお使いにぴったり。冬眠から醒めて野を跳ねまわる姿も、春を告げる使者を思わせます。
欧米では毎年イースターが近づくと、たくさんの美しく彩色された卵や可愛いうさぎたちがショーウインドウを飾ります。そして大小さまざまなイースターエッグやイースターバニーをかたどったチョコレートが店頭に並びます。たまたまこの時期欧州を旅行すると、とてもうれしくなる可愛らしい光景です。
写真は昔パリを訪れたとき、路地裏の小さなショコラティエで目にしたディスプレイ。しょい籠や手押し車にたくさんの卵を入れて、うさぎさんたちがせっせと運んでいます。
冬のパリの寒さは、京都の底冷えともまたちがう厳しさ。街のショーウインドウにイースターのうさぎたちが姿をあらわすと、パリの人たちは「ああ、春が来たなあ」と顔をほころばすのでしょう。

【記事の参考にさせていただいたサイト】
*英語タウン:イースターのすべて
*湘南セントラルチャーチ:イースター
*林間聖バルナバ教会:イースター

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